スケール調整付きライトスイッチ

国産車では、バックライトの明るさ調整を備えたいくつかのモデルのライトスイッチが使用されています - P38、P44、P-306、P312、インデックスは41.3709、53.3709、531.3709などです。ただし、それらはすべて基本的に同一のデバイスを備えており、寸法と設置寸法、接点グループの数、およびいくつかの特性が異なるだけです。ここで、同様のスイッチがトラクター、特殊機器、その他の機器で広く使用されていることにも注意してください。

一般に、スイッチは次のような設計になっています。デバイスの基本は、2 つのスイッチング ノードがあるケースです。金属ブラケットで閉じられた絶縁ブロック上のレオスタット (短絡の原因となる異物の侵入を防ぐため)、および接点ブロック自体は、ネジクランプ付きの出力端子が配置されている固定ベースと、コンタクトブリッジ付きの可動キャリッジです。キャリッジの下の本体下部には、バネ仕掛けのボールをベースにしたシンプルなラッチがあり、これがキャリッジの凹部に落ちて、固定位置が確保されます。キャリッジは金属棒にしっかりと接続されており、その端にはダッシュボードの前部まで伸びるプラスチックのハンドルがあります。

スイッチの加減抵抗器部分は、円形の溝を備えたセラミック絶縁板上に組み立てられており、その中にはツイストニクロム線、つまり加減抵抗器が入っています。ステムには、ハンドルを回すと加減抵抗器上をスライドできるスライダー付きのプラスチック スリーブが取り付けられています。スライダーを備えたスリーブはスプリングによって加減抵抗器に押し付けられます。加減抵抗器は、2 つの出力端子を使用してダッシュボード照明回路に接続されます。1 つは加減抵抗器から直接、もう 1 つはスライダーからです。

タイプ P-44 および P-306 のスイッチには、繰り返し動作する熱バイメタルヒューズが内蔵されており、過負荷または短絡の場合に照明装置のすべての回路を切断します。ヒューズはサーモビメタル プレート上に構築されており、加熱されるとそこを流れる大電流により曲がり、接点から離れて回路が開きます。冷却するとプレートは元の位置に戻り回路が閉じますが、誤動作が解消されない場合はすぐに再び接点から外れます。ヒューズは、スイッチハウジングの側面にある別個のブロックの形で作られています。残りの最も一般的なスイッチは、別個のバイメタル温度ヒューズと組み合わせられています。